森博嗣資料館/すべてがSになる。 |
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■毎日更新写真館 すべてがNになる。 Special Contents : ■月曜日のお楽しみ。 浮遊研究室/望郷編 毎回森研究室ではポップな テーマで議論されてます。 来年の3月で一旦休止なのが残念です。 Special Data : ■Sの参考文献 森博嗣総合データベース 一人囃子さんによる事件年表、登場人物一覧、カルトクイズなどがおさめられています。 Saikawa's Watch : MMystery's Bible : ■Sをつくるきっかけ もりみりん かつさんの森博嗣ミステリィ リンクです。著作リスト、 出版年表、読書案内など、 初心者から上級者まで 親切丁寧フォローしてます。 Official Site : ■いわずと知れた 森博嗣の浮遊工作室 森先生の実験室。 先生がコツコツ一人で 更新されています。 Membership : ■森先生公認ファンクラブ。PRAMM/森ぱふぇ 会員数1万人の団体。 カテゴリ
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「すべては、トゥリビアル、瑣末だが…、無視できるほどではない…」犀川はここで言葉を切った。「つまり、諺で言うと…」
「瓢箪から駒ですね」萌絵はすぐ答えた。 「チェスメン・フロム・ザ・ゴァード」犀川は萌絵だけに聞こえる小声で囁く。 (本当に、先生の頭ってどうなっているのかしら?) 『笑わない数学者』(Novels)p.319-320より引用 ※条件:『笑数』を読んでから見るといいと思います。 【私の疑問】 萌絵ちゃんは何に驚いたんでしょうか? ↓ ↓ ↓ 【諺】瓢箪から駒 【直訳】Chessmen from the gourd 英語自体は、ただの直訳です。 それなのに、萌絵ちゃんは犀川先生に驚いています。 『笑わない数学者』・・・笑わないと言えば、 笑わない猫、チェシャ猫が思い浮かびます。 ルイス・キャロルの有名な『不思議の国のアリス』に登場する猫です。 この物語には続編、『鏡の国のアリス』があります。 鏡を通り抜けたアリスは、物が反転する鏡の国に迷いこみます。 そこは時間、空間、因果関係が逆転する世界です。 あれ? そして、chessの盤上を舞台に物語が展開され、 アリスのチェックメイトにより幕を閉じます。 萌絵ちゃんは作品を超越して犀川先生に感嘆したんでしょうか。 ちなみに、著者のルイス・キャロルは数学者です。 【英題】 Through the Looking-Glass and What Alice Found There 「鏡を通して、そこでアリスが見たもの」
by RGBW
| 2004-12-19 16:45
| 赤い部屋Red
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